心構え

ブラジルでの生活について認識しておくべきこと

一、異文化社会の中で日本の生活の延長線上に自分をおきたくなるのは無理もないが、仮にそうであれば生活が成り立たなくなり、そのため不平不満に振り回されることになる。折角のブラジル生活で日本や自分の再発見につながらないことになるし、日本で期待したものから一層遠のくことになりブラジル生活は無意味なものとなる。まずは「郷に入っては郷に従え」。

二、何事にも常に自分を鍛える対象としてとらえる姿勢で取り組むこと。日本での未経験なことにぶつかり、不満に思うことも精神的苦痛を覚えるといったことが多くあると思うが、先述の指定で取り組まない限りそれらが貴重なものとはならない。ただ不平不満のブラジル生活で終わる。

三、ブラジルは歴史の浅い国である。それが何を意味しているのかを考えること。

四、ブラジルは多種民族の構成で成り立っている国で、今日統合の途上にある。

                  

二〇〇八年八月塾長 森脇}之

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